「紀北町生活環境の保全に関する条例」の施行

紀北町では、公害を発生させるおそれのある事業活動や大規模な土砂の埋め立て行為などが、周辺の住民に対する十分な説明がない状態で進められる事例などがあり、町民のみなさまからは環境への影響に対する不安や対応を求めるお声が寄せられていました。こうした町民の不安を解消するため、公害や災害の発生が懸念される事業活動を規制する条例「紀北町生活環境の保全に関する条例（2019年7月1日施行）」が制定されました。町は町民や事業者のみなさまと一体となって、安全で良好な地域環境を保全していくための取り組みを進めていきますので、ご理解とご協力をお願いします。
 

町、町民、事業者のほか町内で生活や活動をする全ての人々が、豊かな自然や環境が生活と密接した大切なものであると認識し、健全で安全な生活環境を保全していくため、それぞれの責務のほか、事業活動において守るべきルールや取り組むべき町の施策を制度化したものです。町は施策として、環境破壊などが危惧される事業活動が、自然環境や生活安全を脅かさないよう、必要な指導、調査や規制などをしていくとともに、事業活動にともなう環境問題だけにとどまらず、環境を保全していく様々な取り組みに発展させていきます。