熱中症にご注意ください
熱中症を防ぐ

熱中症は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をさします。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症することがあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
暑さを避ける、身を守る、こまめに水分を補給する
屋内において
- 扇風機やエアコンで温度を調節
- 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
- 室温をこまめに確認
- 暑さ指数(WBGT)値も参考に
屋外において
- 日傘や帽子の着用
- 日陰の利用、こまめな休憩
- 天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
からだの蓄熱を避ける
- 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
- 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
こまめな水分補給
- 室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給しましょう
高齢者や子ども、障がいのある方は、特に注意してください
- 熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。
- 高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、 暑さに対するからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。
- 子どもは体温の調節能力がまだ十分に発達していないので気を配る必要があります。
熱中症の症状
応急処置をしても症状が改善されない場合は、医療機関を受診しましょう
「熱中症予防のために」(厚生労働省リーフレット)より
熱中症が疑われる人を見かけた場合
自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼びましょう!
「熱中症予防のために」(厚生労働省リーフレット)より
厚生労働省 熱中症予防のためにパンフレット (PDFファイル: 905.4KB)
熱中症予防のための情報・資料サイト
熱中症を防ぐために知っておきたいことがまとめられています。熱中症予防対策の参考にしてください。




暑さ指数
熱中症の危険度を判断する数値として、暑さ指数(WBGT)が用いられます。 暑さ指数とは、人体と外気との熱のやりとりに着目し、気温、湿度、日射・輻射、風の要素をもとに算出する指標のことです。
暑さ指数に関する詳細は、環境省熱中症予防情報サイトをご確認ください。
環境省熱中症予防情報サイト
LINEを活用した熱中症警戒アラート・暑さ指数の情報配信も活用してください。
環境省熱中症警戒アラート・暑さ指数の情報配信
暑さ指数を用いた指針
日本生気象学会による「日常生活における熱中症予防指針」、日本スポーツ協会による「熱中症予防運動指針」があり、暑さ指数に応じて注意事項が示されています。
熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラート
熱中症警戒情報及び熱中症特別警戒情報の運用期間:4月第4水曜日~10月第4水曜日
(参考)令和6年度は、令和6年4月24日~令和6年10月23日
熱中症警戒アラート(熱中症警戒情報)
気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがある場合に発表されます。
府県予報区等内のいずれかの暑さ指数情報提供地点における、日最高暑さ指数(WBGT)が33に達すると予測される場合に、前日午後5時頃及び当日午前5時頃に発表。表示色は紫。
熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)
気温が特に著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る重大な被害が生ずるおそれがある場合に発表されます。
都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供地点における翌日の最高暑さ指数(WBGT)が35に達すると予測される場合に、前日午後2時頃に発表。表示色は黒。
熱中症特別警戒アラートが発表された場合
・防災行政無線等により、町民の皆様にお知らせします。
- 広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります。
- 危険な暑さから、自分と自分の周りの人の命を守ってください。
・涼しい環境で過ごすことが難しい方は、クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)を開放しますので、ご利用ください。


熱中症特別警戒アラートリーフレット (PDFファイル: 817.0KB)
クーリングシェルター(指定暑熱雛施設)について
気候変動適応法の改正により、極端な高温時における熱中症による重大な被害の発生を防止するための施設として、クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)が規定されました。紀北町においても、クーリングシェルターを指定し、暑さをしのげる場として開放します。
クーリングシェルターについては、こちらのページをご覧ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2024年07月01日