世界遺産熊野古道

更新日:2019年02月27日

ツヅラト峠

ツヅラト峠写真

かつて伊勢国と紀伊国の境であった峠。伊勢から熊野へ向かう旅の途中、はじめて熊野灘を望むことができる場所。ツヅラトとはカーブが連続する九十九折りのこと。石垣もよく保存されている。

オススメ

紀北町のまちが望める絶景ポイント

距離

約9キロメートル(JR梅ケ谷駅から紀伊長島駅)

時間

約4時間

荷坂峠

荷坂峠写真

紀州への玄関は長らくツヅラト峠であったが、江戸時代初期に紀州徳川家の藩祖・頼宣公が入国して以来、東よりの荷坂峠越えが正式ルートになった。梅ヶ谷から峠までは国道沿いを通るが、町境を越えてからは下り坂の多いコースである。途中にある沖見平からの眺めは素晴らしく、ツヅラト峠と同様、紀伊の海が下方に広がっている。春に咲くオンツヅジの花も美しい。

オススメ

春のオンツツジをはじめとして季節ごとに楽しめる花々

距離

約8キロメートル(JR梅ケ谷駅から紀伊長島駅)

時間

約2時間30分

三浦峠(熊ヶ谷道)

三浦峠写真

三浦峠に至るひのき林が美しい一石峠の登り口には旅の安全を祈るがごとく温和な顔の無縁地蔵が佇んでいる。林道を下ると優美な海岸線を誇る古里海岸に出る。険しい山道の多い熊野古道の中で、この区間は旅人の心を癒してくれる平坦な海沿いの道である。古里トンネルを迂回する佐甫道ルートでは、洋々たる熊野灘の眺めも素晴らしい。

オススメ

ひのきの美林と紀伊の松島

距離

約8キロメートル(加田協会前バス停からJR三野瀬駅)

時間

約3時間

始神峠

始神峠写真

始神峠(はじかみとうげ)は始神さくら広場の横を通って上っていく江戸時代に出来た道と、明治時代に造られた道の二つの登り口があるが、頂上で合流している。頂上からは紀伊の松島の絶景が見渡せ、特に洋上に昇る日の出は素晴らしい。

オススメ

頂上からの紀伊の松島と、ふもとに咲き誇る約200本の桜

距離

約5キロメートル(JR三野瀬駅から船津駅)

時間

約2時間30分

馬越峠

馬越峠写真

馬越峠(まごせとうげ)は紀北町と尾鷲市の境界にある峠で天狗倉山(てんぐらさん)と便石山(びんしやま)の間に位置する。峠越えの古道は桧の美林とシダに囲まれて約2キロメートルにわたり石畳が良好に保存されており、在りし日の様子が偲ばれる。峠から天狗倉山の山頂へと向かえば、熊野灘の絶景が見渡せる。

オススメ

ひのきの美林と苔むした石畳

距離

約5キロメートル(道の駅海山からJR尾鷲駅)

時間

約2時間30分

その他

宮谷池写真

宮谷池

夜泣き地蔵写真

夜泣き地蔵

語り部のご案内

熊野古道の歴史や文化、自然などを知りつくした「語り部」と一緒に歩くことで、まったく違った道に見えることでしょう。ぜひ一度語り部とともに熊野古道を歩き、巡礼の道を体感してみませんか。

問合せ:東紀州地域振興公社
電話番号:0597-89-6172
語り部1人当たり5,000円(20名まで)

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商工観光課
電話番号:0597-46-3115
ファックス:0597-47-5906

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